生活環境や自然環境に影響を及ぼす水質の調査分析を行っています。対象となるのは環境水、排水等でこの中に含まれる化学物質の量を計り、その影響の度合いを知ることができます。
主な分析内容
環境水（環境基準）
河川、湖沼、海域や地下水の環境を保全するために環境基本法では各々環境基準が定められています。この基準に含まれる項目を分析することで、環境負荷の状況や有害な物質の有無を把握し、私たちを取り巻く環境がどのように保たれているかを調べることができます。
- ・河川水
- ・湖沼水
- ・海水
- ・地下水
排水（排水基準）等
公共用水域（河川、海など）の環境を保全するために、工場の排出水には基準が設けられています。また県、市町村によりさらに厳しい規制（上乗せ基準）も課せられる場合があります。その基準への適合性を判断する分析や、排水処理施設が正常に機能していることを調べるための分析も行っています。
- ・工場排水
- ・工程原水
- ・下水放流水
主に使用する設備機器・名称
- ●誘導結合プラズマ質量分析計（ICP-MS）
- ●連続流れ分析計（オートアナライザー）
- ●原子吸光光度計
- ●ガスクロマトグラフ質量分析計（GC-MS）
